たかのぶろぐ

独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である。

草稿.67


一般的にエリクソンのライフサイクル論によると、アイデンティティの確立が起こる青年期は13歳から20歳だ、にも関わらずいまだに青年期のような悩みを抱えているのが僕だ、アイデンティティクライシスによれば一般的には早期完了同一性拡散から達成型へと変化するが、僕の場合は一時的にモラトリアム型から達成型を取得しており、その後同一性拡散へと変化していると思う、しかし全ての人が一般的な確立の順序を辿るわけではないので僕だけが異端ということではない、ただ23歳にしてアイデンティティの確立に奮闘し、自己嫌悪焦燥感に陥っているのは未熟であると言わざるを得ない、前から思っている、ある面においては比較的成熟しており同世代より精神年齢が高いと感じる部分がある、一方で平均的なこの年齢における根本的なアイデンティティ、精神的成熟度で言うとかなり未熟で低いことがわかる

人は悲しいぐらい忘れてゆく生きもの 愛される喜びも寂しい過去も 今より前に進む為には 争いを避けて通れない 優しさだけじゃ生きられない 別れを選んだ人もいる 再び僕らは出会うだろう この長い旅路のどこかで、ざあざあ降りの雨を全身で受けながら 凛々と茂るあの草木の様に 強く強く、華やぐ季節がそこまで来てるのに 相変わらず心をどこかに置いたまま そんな理不尽もコメディーに見えてくるまで 大きいハート持てるといいな

 

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