たかのぶろぐ

独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である。

草稿.79

 

生活が充実しかけている、バイトを掛け持ちしたことでとにかく暇な時間が減った、神経を尖らせる時間が増えた、疲れるようになった、でも悪くない、あまり悪くない、たぶん悪くないと思う

新しく始めたバイトについて評価をするのはまだ時期尚早だ、今ここで始めて良かっただとか楽しいだとかポジティブなことを書けば、みるみるうちに意図しない方向へと物事は進むだろう、大概良いことを書けば悪い方向へ行く、調子に乗るなと天から制裁を喰らう、だから明言はしない、でも悪くはない、仕事は楽しくないが悪くはない、この経験は自分の中で何らかの糧になりそうな気がする、なぜそう思うのかはわからない、本当に楽しくはないんだ、初めて男社会というものに触れたような気がする、僕は女社会で生きてきた、男友達はいる、男の"ノリ"も多少理解しているつもりだが、職場における広く浅い関係の中で築かれる男同士の関係は自分にとって未知の世界だ、今までの職場は8割が女で黒一点と呼ぶに相応しいぬるま湯の環境で生きてきた、ずいぶん楽をした、この4つ目のバイトにして初めて男社会へ踏み込んだようだ、良くはないが悪くはない、あまり悪くない、たぶん悪くないと思う

 

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