たかのぶろぐ

独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である。

草稿.28

 

自信がなくて困っている。本当に自信がない。生き辛い。大学に入るまでの妙な自信はどこに消えた?克服の第一歩として自己の統一を目指したい。ラシュフコー先生によれば、完璧な勇気とは、人前で出来ることを誰も見ていない所で行うことらしい。これこそが自信の根源。外において自信が持てないのは外で演じる自分が内でいる自分、本当?の自分とはかけ離れている虚構の存在であることを自分は知っているからではないか。外出用に作ったキャラはとても脆い。何ひとつとして本当?の自分とは違うから少しのことで崩れてしまう。外の自分を本当の自分であると錯覚させることは可能か?本来の自分とは何か?もう分からない。内と外の自分の差を極限にまで縮めたい。1つの自分になりたい自分は1つで良い。

オカルト的スピリチュアル的思考に陥りそうで少し怖いが、見えない所で真面目に生きて悪いわけがない。損することは何もない。障子に目あり壁に耳あり。しかし真面目に生きるのは自己満足だからな。 見返りを求めるものではない。好きで必要だと思うからやるだけであって自己満足にすぎない。報酬を得ようとするな。これだけは肝に銘じる必要が あると思う。嫌なら勝手にやめればいい。誰に指示 されたわけでもないからな。しかし見ていない所で、外で見せる自分と同じように振る舞うことはかなり難しそうだな。

 

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