たかのぶろぐ

独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である。

NPB.MLB分析

 

シーズン開幕が近づいてきた。

とりあえずパリーグの順位予想から。

あとでメジャーについても少し。

 

1位 ソフトバンク

2位 日本ハム

3位 西武

4位ロッテ

5位楽天

6位オリックス

 

・1位ソフトバンク

どうせ1位。理由はこれぐらい。去年同様、西武に匹敵するリーグ屈指の打線。投手は毎年トップクラス。外野陣は中村柳田上林、DHにデスパイネ。離脱がなければ今年も1位でしょう。

 

・2位日本ハム

正直獲得した王次第ではあるけど、西武の弱体化があるので2位にした。

清宮は開幕絶望。ただソフトバンク同様、西川大田王、DHに近藤。外野陣はリーグ屈指。

投手は上沢が去年通り、金子有原が復活すれば先発陣は完璧。ハンカチ王子こと斎藤佑樹(30)は毎年のごとく「今年は違う」と言われてるが全く期待してない。オープン戦とはいえ最速140にすら満たない低身長のコントロールも良くない本格派右P。どうやって活躍すると言うんだ。オープナーでも試すのか。

 

・3位西武

浅村菊池が抜けたので、普通に考えて順位は落ちる。ただしパリーグの3馬鹿ことロッテ楽天オリックスよりかはマシなのでAクラス予想。

秋山外崎山川森中村の打線は浅村が抜けてもリーグトップ。メヒアが最終年ということで本気を出せば.250 25本は期待できる。ただあまり出番はなさそう。

リーグ最低の投手陣は多和田今井ニールに新人の松本が筆頭。松本は多和田を参考に100回を4.00前後で抑えてくれれば上出来。

また涌井、岸、牧田が抜けた翌年は、評論家は毎回前年度より下がる予想をしているが、大して順位を落とさないのが西武。2位も十分に考えられる。

 

・4位ロッテ

あまり事情は知らないけど低打率ながら本塁打を期待できる元日ハムレアードを獲得。少なくとも楽天よりかは野球が上手いので、順位は上になりそう。

 

・5位楽天

浅村加入でおそらく最下位は脱出できそう。

ただし岸が34歳になり昨年フル回転したため成績を落とし、生え抜き唯一の自慢則本も前半戦絶望。藤平は世代ではトップだが、球速が落ち成績悪化、オープン戦でも大炎上してたので怪我が心配。

浅村は昨年がキャリアハイ、打者天国の西武ドームから抜けるので成績は降下予想。また楽天の打線には浅村以外まともな選手がいないに等しいので勝負を避けられるでしょう。

ただしウィーラーが16年の成績を残し、ブラッシュが当たり、浅村島内田中が例年通りの活躍をすれば4位も考えられる。ポテンシャルはあるのに野球が下手すぎて発揮できてないイメージ。

 

・6位オリックス

エースの西、金子が抜けてさらに弱体化しそうなので最下位。まともな補強をせずに挑む19年。

投手は山岡山本。打線は吉田個人軍となりつつある。新人の頓宮、宗のキャリアハイ、T岡田の復活を期待。ただし、4〜6位はほぼ戦力が同じなのでどの順位になってもおかしくない。

 

ソフトバンク→例年通り首位争い

日ハム→西武の弱体化で2位

西武→戦力が抜けるも下3つよりかは差があるのでAクラス

ロッテ→楽天オリよりはなんとなく上になりそう

楽天→warリーグ2位の投手陣の成績が低下するも、浅村加入で最下位脱出

オリ→西金子が抜けてまともな補強がないので最下位

 

消去法みたいな順位予想。

 

次はMLB

今オフのニュースをほとんど見てないのであまり分からない。なのでナ・リーグだけ予想。

 

ナ・リーグWEST

ここは例年通りLADとCOLの一騎打ち。

・LADはプイグが抜けグランダルも抜けてカーショウも中々復活が厳しい。

・COLは打線だけは常に上位なものの、クアーズの為投手陣がイマイチ。ただし20代前半のフリーランド、マルケス、サンザテーラという若手投手が出てきた。ここに個人的に推してるジョン・グレイが16年の成績を残せれば首位も有り得る。

・SDは大型契約を結んだマチャド、去年入ったホズマーとウィル・マイヤーズの復活が期待できれば上位争いも出来そう。

・ARIは最下位もある。エースのコービンが抜けて、グレインキーの負担が増加。年齢もあり成績は悪化予想。打線はゴールドシュミットにポロックが抜け弱体化しか考えられない。

・SFGのキーマンはエース2人。怪我のバムガーナーとジョニークエト。この2人が復活すれば最下位回避も期待できる。

 

ナ・リーグCENTRAL

・CHCは今年も首位争い予想。先発陣は他球団ではエースを張れる選手が5枚。レスター・ダルビッシュ・ヘンドリクス・ハメルズ・キンタナ。健康であれば30球団でもトップクラスの成績を期待できる。

打者陣もラッセルの出場停止が解除されれば更に向上。主力投手陣の高齢化もあり優勝を狙えるのはあと1.2年。

・MILも昨年同様首位争い。打線は球場の助けもありリーグトップクラス。投手陣が少し弱い。

STLは元々バランスがいい。打線は上位でゴールドシュミットが加わったこともあり更に期待できる。元巨人のマイコラスを筆頭にベテランのウェインライト、23歳のフラハーティが結果を残せば首位も考えられる。

・CINは若手の台頭が凄い。LADのウッド、NYYのグレイが入り投手陣は強化。打線にもプイグが加わり十分戦える。

・PITは最下位でしょう。上の4つは混戦になり首位争いがあってもおかしくないがPITは期待できない。近年主力選手が抜けるも、目立った補強は殆ど無し。唯一面白いのはTBのエース、クリス・アーチャーがPITでのフルシーズン。200回3点代を残せれば最下位回避はあるかも。

 

ナ・リーグEAST

このリーグはMIA以外優勝の可能性があるので予想できない。

WSHはハーパーが抜けるも、打線投手ともリーグトップクラス。シャーザー、ストラスバーグ、コービンの3本柱は強すぎる。

・PHIの注目は何と言ってもアメリカスポーツの歴史上、最高額(13年365億円)の契約で入団したブライス・ハーパー。ノラの昨年並みの成績、アリエタの復活、ピベッタのキャリアハイが残せれば首位も十分。

・NYMの先発陣はリーグでもトップ。ただ健康なのが大条件。CYのデグロムに怪我がなければ毎年サイヤング候補に挙げられるシンダーガード。カノーも加わり成績向上の予想。

・ATLは目立った補強がない。昨年と違うのは下降傾向にあるドナルドソンを補強したぐらい。新エースになったフォルテネービッチと25歳のニューカム、旧エースのテヘランが結果を残せば面白い。打者では元トッププロスペクトのアクーニャ.Jrが名選手になる予感。4.5年後も優勝争いをしてそうな若手中心の戦力。

・MIAはよく分からないけど無理でしょう。壊滅的、100敗もありそう。チームとしては魅力がないけど個人的に好きなのはセルジオ・ロモ。ロモは36歳になり成績低下も当然ながら奪三振率が全盛期並みに復活。元中日のチェンは不良債権化してるので頑張ってほしい。ただ球速低下もあって規定にすら乗れないと思う。

 

WEST→LADCOLのツートップ。SDとSFが台風の目。

CENTRAL→一番戦力が均衡しててレベルが高い地区。

EAST→混戦。MIA以外はどの順位も考えられる。

 

 

そしてダルビッシュについて。去年は右腕の損傷で全く活躍できなかったが今年は今のところ好調らしい。怪我さえなければリーグ15位に入る成績を必ず残せる投手。ただ予想としては夏以降に離脱しそう。健康なら本人も言っている通り33登板はできる。まあ怪我の想定をしてもダメなので、フルシーズンローテを守った場合の成績予想をしたい。

 

32登 10勝10敗 180回 200K 3.50

3.4番手で回った場合はこんな感じ。あくまで離脱をしなかったら。ナ・リーグの為、投球回はそこまで伸びないとも思えるけどマドン監督はそこそこSPを引っ張る傾向があるので17年の186回を超えるかも。リグレーフィールドは天候によって左右されるけど比較的打者有利。なので3点代後半になる予想。

故障後のダルビッシュは意外と期待ハズレなのであまり過信しない。TJ手術後16年の成績を見た複数のMLB記者は、翌年サイヤング候補にダルビッシュをノミネートした。ただ186回3.86というパッとしない成績だった。これでも両リーグ16位の成績な訳だがサイヤング候補にしてはイマイチ。おそらく手術後はもうトップを争うような成績は残せないと思う。

奪三振率ではリーグ平均を見てダルビッシュの今までの投球スタイルを考慮すれば250Kも期待できる。ただ本人自身の奪三振率が低下傾向にあるのでそこまで三振は取らないんじゃないかと。まあ援護はキャリアと同じく期待できないので良くできても12勝でしょう。

1つ面白いデータがあるのはダルビッシュデイゲームに異様に強い。過去の防御率奪三振率平均warもナイターに比べて圧倒的に上回っていた。カブスのホームでの試合はメジャーでは珍しく、半分以上を昼間に開いている。登板数の1/3ぐらいはデイゲームで投げられる計算になるので、そのメリットを生かすことが出来れば面白い。

 

やっぱ野球のことは語っても語りきれない。

開幕までには忘れずにDAZNを契約しておこう。

 

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